神奈川県綾瀬市｜サーモスタット・自動車部品・住宅設備・宇宙機器・ベローズの設計、製造、販売の「富士精工 株式会社」

自動車などの内燃機関では､性能･耐久性の保持の目的より､適温に保つ冷却システムが要求されます。その冷却システムでの､温度調節バルブとして広く水系冷却に使用されております。 タイプとしては､インライン型・ボトムバイパス型・サイドバイパス型・トップバイパス型があり､写真ではボトムバイパス型を主に載せております。 現在、エンジン入口側冷却方式がエンジンの性能にマッチングした方式として高い評価を受け、採用機種が多くなっています。

BAK（Bi・actuating Kit）サーモスタットは、エンジンの入り口側回路に配置でありながら、出口側の冷却水温を積極的に感知し、制御します。 其々のエンジンに最適な水温に設定することで、燃費の向上に貢献できます。

従来別体であった『サーモスタット』と『ハウジング（カバー・ケース）』を、モジュール化の目的で一体式にしたものです。 これにより部品点数の削減、取付工数の低減を図ることが出来ます。又、ハウジング部を樹脂製とすることで従来のアルミダイキャスト製に対し軽量化されています。

オイル冷却を必要とする内燃機関や各種潤滑系､更には油圧動力系の油の温度調節バルブとして広く使用されております。

-40℃～130℃という広範囲での温度制御が可能なエレメントです。

液体温度感知用サーモスイッチです。

オイル圧力検知用スイッチです。

保護用逃し弁です。